Foujita~藤田嗣治展
Posted: May 24th, 2006 | No Comments »この間の日曜日、国立近代美術館でやってた藤田嗣治展に行ってきました。
藤田嗣治は、wikipediaによれば、
東京都出身の画家・彫刻家。現在においても、フランスパリにおいて最も有名な日本人画家であり、明治以降の日本人芸術家で藤田嗣治ほどの成功を海外で収めたものは他にいない。猫と女を得意な画題とし、日本画の技法を油彩画に取り入れつつ、独自の「乳白色の肌」とよばれた裸婦像などは西洋画壇の絶賛を浴びた。エコール・ド・パリ(パリ派)の代表的な画家である。
だそうです。
ローマ字表記は、HujitaじゃなくてFoujita。
なんだかおフランスの香りがしますね。
ポスターのデザインに惹かれて足を運んだのですが、作品そのものも良かったですし、藤田嗣治という人間の一生を追う展覧会の構成も面白かったです。
作風も変われば、つきあう女性もころころと変わります。
藤田嗣治という人物の人生自体が波乱万丈で面白いですね。
絵の描き方で面白かったのが、「素晴らしき乳白色」。
パリの画壇で絶賛された藤田の「乳白色の肌」は、白い地塗りを面相筆で描いた細い線で区切り、ぼんやり描いた影によって肌の質感を表すもの。
地塗りそのものが肌となるように、キャンバスを白く塗っているんだそうです。
普通とは逆の発想ですよね。
それから、藤田は生涯子供がいなくて、晩年には子供の絵を多く描いています。
この子供たちは実在の子供を見て描いたものではなく、藤田の「頭の中だけに住む子供たち」だそうで、みな額が広く釣り目で、目と目の間隔が少し離れています。
それで奈良美智の描く不機嫌そうな女の子とよく似ているなあ、という印象を受けました。
よく知りませんが、奈良美智は藤田から影響を受けているのかもしれません。
面白かったので、帰り際にはカタログの他に、二冊も本を買ってしまいました。
一冊は、本人の書いた随筆集。
もう一冊は、研究者による評伝です。
読んだらまた感想でも書こうかと思います。


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