漢詩メモ: 白居易の「対酒」

Posted: May 22nd, 2006 | 2 Comments »

「対酒」 白居易

蝸牛角上争何事   蝸牛角上何事をか争う

石火光中寄此身   石火光中此の身を寄す

随富随貧且歓楽   富に随い貧に随い且く歓楽すべし

不開口笑是痴人   口を開いて笑わざるは是れ痴人

最後の“不開口笑是痴人“という表現が面白いな、と思ってメモしてみました。

意訳すると・・・

「人生短いんだから、くだらないことで争ったりしてもしょうがない。

金持ちでも貧乏でも、それぞれの分に応じて楽しもう。

口を開いて嘆いたり怒ったりするのは、バカのすることだ。

さあ、笑って酒を飲もう。」

みたいな感じかと思います。

笑って酒を飲んでいればOK!

ってことでいいんでしょうかね??

それなら日々実践していますけど・・・。

ちなみに白居易(772~846)は中唐の詩人で、都で役人をしていた人。

別名、白楽天。

出世したり左遷されたり、いろいろ苦労した人みたい。

詩作に関しては、詩を作るたびに文盲のおばあさんに詩を聞かせて、それが理解できるまで作り直したらしいです。

それで「平易通俗、温厚和平」と称されてたくさんの人に愛誦されたんだって。

詩とはちょっと違うけれども、デザインもそうありたいですね。


2 Comments on “漢詩メモ: 白居易の「対酒」”

  1. 1 tri said at 1:17 am on May 23rd, 2006:

    つまり、「飲みが足らんぞ!!」と怒声を上げてるうちは素人、ってことか。

  2. 2 しゅうへい said at 2:00 am on May 23rd, 2006:

    笑いのためならいいんでないかい。
    そういえば知り合いが、飲まずにしゃべってるやつに「○○!口動かす前に、ノド動かせ!」ていってたのを思い出した。


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